社名 バスティアン クントラーリ
店舗レンジ 1〜10店舗
業種 フランス料理店
導入サービス トレタ予約管理システム
課題
  • コロナ禍の影響で大幅に常連客が減少
  • 少人数運営のため予約電話を取り逃がすケースも
効果
  • ウェブ予約の導入により予約のハードルが下がり新規顧客が増加
  • 電話予約の機会損失を防ぐことで予約の取りこぼしが解消された
  • 予約の約5割がウェブ予約で入るようになったため電話対応の手間が減少した

予約台帳/顧客台帳サービスの「トレタ」。

この記事では、「トレタ」を利用することで新規顧客の獲得や電話対応の負担軽減を実現させた「バスティアン クントラーリ」さまの事例を紹介します。

常連客が多く、安定した経営状況を維持していたところに突然訪れたコロナ禍。これまで頻繁に来店していた顧客が激減するなか、どのような方法で苦境を乗り切ったのかなどをお伺いしました。

明治時代に建てられた蔵と古民家を改装した店舗で、本格的なフランス料理を提供しているバスティアン クントラーリさま。20席ある客席からは、趣のある中庭が一望でき、週末はワインなどのアルコールが気軽に飲めるBarとしても営業されています。

コロナ禍で集客に苦労していたところ「トレタ」を導入し、予想を超える反応が得られたそうです。「トレタ」との出会いや導入に至った経緯、導入した結果などをお伝えします。

新規顧客を中心とした集客に悩むなか「トレタ」と出会う

ー新規顧客の集客に対する必要性を感じた理由と、「トレタ」との出会いを教えてください

コロナ禍の影響で大幅に常連客が減ったため、当時は集客に頭を悩ませていました。飲食店の売上の6〜7割は常連客からだと言われていますよね。当店も同様ですので、早急に新規顧客を獲得する必要があると感じていたのを覚えています。

そのような状況のなか、何気に飲食系のYouTubeを見ていたところ、「トレタ」の中村社長が出演している動画と出会いました。そして、その動画の内容から「トレタ」は集客に役立つ、と確信したんです。

動画では、中村社長が集客に対してデータに基づいた数字を用いながら解説していたため、理系の私にとって非常に納得のいくものでした。月額料金を確認した上で、2〜3回動画を見返してから正式に申し込んだ次第です。

また、SNSなどで「このお店いいな」と思ったときに、24時間いつでもすぐ予約できるのが今の時代に合っていると考えたのも「トレタ」を導入したきっかけの一つですね。

ー当初は電話で予約を受け付けていたそうですが、どのような課題があったのでしょうか?

当店は妻と2人で店を切り盛りしているので、予約の電話に出られないことがあり、予約を取り逃してしまうケースが頻繁にありました。また、アイドルタイムには買い出しなどで店にいないことも多く、その間にかかってくる電話に関して、まったく対応できていませんでした。

店に誰もいない時間帯や、定休日に予約の電話がかかってきた際の対策として、電話転送サービスの導入を考えたこともあります。しかし、頻繁にかかってくる営業の電話も転送されてくると思うと、ストレスを感じるため、導入は見送りました。

その点、「トレタ」は予約以外の問い合わせは受け付けず、24時間、休みの日でも予約が受けられるので大変重宝しています。

※下記画像は予約時にお客さまが入力するフォームです。

新規顧客の獲得に成功!常連客も「トレタ」で予約するケースが増加しウェブ予約は5割ほどに

ー「トレタ」の導入後、どのような変化がありましたか?

お店のホームページやInstagram、Google ビジネス プロフィールからのウェブ予約を開始したところ、非常に反応が良く、新規のお客さまが増えました。また、常連客のなかにもこれまでの電話予約から「トレタ」を通じた予約に切り替える方もいたため、予約の約5割がウェブからの予約になり驚きました。

ウェブ予約だと、自動で予約を受け付けてくれるため手間がかからず大変ありがたいです。夜中でも結構予約が入りますし。

お客さま目線で考えても、以前より予約に対するハードルが下がったように思います。ウェブ予約の増加に伴い、全体の予約数が増えているのがその証拠と捉えています。

ーウェブ予約が増えたことで、キャンセル数が増えたなどのデメリットは感じませんでしたか?

お客さま数が増えれば、一定数の問題行動は避けられません。ただし、「トレタ」の予約ページでは予約時に、あらかじめ設定しておいた店舗のルールを確認してもらえるので、ある程度トラブル等を避けられています。

※下記画像はバスティアン クントラーリさまが設定されている店舗ルールです。

また、ウェブ予約が増えたことで、客層にばらつきが生じているのは感じていますが、予約数自体が増加したので当然のことだと考えています。

ー顧客管理ができる「顧客台帳」の機能は活用されていますか?

顧客情報の管理は、以前の紙で管理していた頃と比べ格段に楽になりました。前回の来店日や来店回数などがすぐ分かるようになったのはとてもありがたいです。

具体的には、前回の注文内容や苦手な食材、誕生日や記念日などの情報が自動で表示されるので、そういった情報をもとに適切な対応ができるようになり、顧客満足度が向上したと感じています。

領収書を作成する際にも、会社名や顧客名が「トレタ」に登録されていれば金額だけ記入すれば済むので、レジ業務の効率が上がりました。また、顧客台帳に電話番号を登録してあれば、電話がかかってきた際も電話番号から顧客情報が出てくるため会話をスムーズに進められます。

ーお知り合いの飲食店経営者に「トレタ」を勧めていただいているとのこと、ありがとうございます。ほかにおすすめできる飲食店の特徴などを教えてください

ワンオペ営業で電話に出られない飲食店や、Instagramやホームページからの予約が多い店舗には特におすすめしたいです。ウェブ予約が簡単にでき、24時間予約が受け付けられるのは非常に大きなメリットだと思います。

また、人手が限られているお店では、顧客情報の取得や管理は大変です。その点「トレタ」はある程度、顧客管理をデジタルに任せられるため、手間をかけずに顧客管理をしたいと考えるお店にピッタリです。

新規集客や電話予約を取りこぼす問題を見事に解決された、バスティアン クントラーリさま。この例に続き、「これまでウェブ予約に力を入れていなかった」「ウェブ予約の受付を複数で行っており、管理が大変」といった方は、この機会に「トレタ」を検討してみてはいかがでしょうか?