社名 山元株式会社 青沼KOKEKOKKO
店舗レンジ 1〜10店舗
業種 居酒屋
導入サービス トレタO/X
課題

・モバイルオーダーに抵抗感のある地域の中でノンストレスのオペレーション構築

・人件費を抑制して利益率を向上したい

効果

・50席ある店舗でも2〜3人で回すことができ、人件費を抑制

・見栄えのよい写真・動画メニューで驚きを与えて他店舗との差別化を実現

注文からお会計までお客さまのスマホひとつで完結する、映えるモバイルメニュー「トレタO/X」。ホール業務を大幅に効率化するのはもちろん、お客さまがワクワクしながらオーダーでき「シンプルで見やすくて使いやすい」と多くの飲食店様にご好評いただいております。

モバイルオーダーは都心の飲食店が導入するサービスと思われる傾向もありますが、実際に地方でも活用されています。今回は、北海道帯広でトレタO/Xを有効的に活用されている「青沼KOKEKOKKO」の店長、青沼さんからお話を伺いしました。

青沼KOKEKKOKOの外観

「青沼KOKEKOKKO」さんはオープン当初からトレタO/Xを導入。デジタルに苦手意識を持つお客様が多いエリアで、トレタO/Xを上手に活用して効率的なオペレーション構築や人員配置を実現し、利益率の向上にも繋げています。

この成功の裏には都心店でも参考になるような活用術がありました。導入にあたって、具体的な対策についてもお話ししていただけましたので、ぜひ最後までご覧ください。

青沼KOKEKKOKOの料理写真

青沼KOKEKOKKOさんは、北海道で”奇跡の地鶏”とも言われる「新得地鶏」を使った鶏料理をメインに提供している人気の居酒屋です。

約50席ある広々としたスペースと、昔ながらの雰囲気の中でリラックスして過ごすことができ、ビジネスマンから観光客までさまざまなお客様から支持されています。

「モバイルオーダーを導入した店舗でもお客様がノンストレスなオペレーションを構築したい」。店長の青沼さんはその想いを胸に、さまざまな対策を行ってきました。インタビューと共に紹介します。

地方だからこそ、モバイルオーダーが差別化になる

まずは、「トレタO/X」の導入経緯について教えてください。

前職の経験が大きいですね。前職ではコロナ禍をきっかけにモバイルオーダーを導入し始めて、そのときにトレタO/Xを使っていたんです。

現場でずっと触れていたので導入の不安は全くありませんでした。また、魅力的なモバイルオーダーと知っていたので、自分でお店を開くときは使おうと思っていました。

他社との比較はしなかったのですか?

もちろん、しました。トレタ以外のモバイルオーダーを使っている飲食店へ実際に見に行き使ってみました。

モバイルオーダーのデメリットは「使いづらさ」「見づらさ」だと思います。その点を比較してみて、やっぱりトレタO/Xはわかりやすいし使いやすいことがよくわかったので、選びました。

デジタル化がまだ進んでいない地域で、トレタO/Xを使うメリットはどこにあると感じますか?

一番は人員削減ですね。トレタO/Xがあればメニューの説明をしなくて済むので接客のオペレーションがグッと円滑になるんです。

また、写真や動画でメニューを作ることができるのも魅力ですね。青沼KOKEKOKKOではシズル感を意識しながら見栄えのよい写真や動画を用意しました。モバイルオーダーに抵抗感のある人にとっても、良い印象を持っていただけるようなメニューになったかと思います。

実際、デジタルに慣れている若い人からも驚かれることが多いです。導入店舗が少ない地域だからこそ、モバイルオーダーが目立つというか・・・差別化にも繋がっていると感じます。

メニューの制作に力を入れたとのことですが実際にかかった日数はどの程度ですか?撮影はどのように行われましたか?

レギュラーメニュー、コースメニュー、ドリンクで・・・2日ぐらいですね。撮影は質にこだわりたかったので知人のプロカメラマンにお願いしました。でも最近はスマートフォンも画質が良いので、それでもできると思います。

オープン前に制作したのですが、営業中だとしてもお店側は写真や動画を用意するだけなので、負担はそんなに重くないかなと。

トレタO/Xの導入に対して、スタッフさんの反応はいかがでしたか?教育は大変でしたか?

最初はやっぱり「大変そう・・・」という感想やリアクションがありました。でも、注文を取るハンディの使い方もわかりやすいですし、教育はすごく楽でしたね。1日営業に入れば大体覚えてもらえます。

「トレタO/Xがあるから50席でも2〜3人で回せる。」人件費を抑制して高い利益率を実現!

お客様にスムーズにトレタO/Xを使っていただくために工夫していることはありますか?

まず、お席にご案内したときにトレタO/Xの使い方を直接説明するようにしています。そのとき大切にしているのが、口頭でドリンクのご注文もいただくということ。

青沼さんと内観

こうすることでドリンクも早くご提供できますし、提供しながらトレタO/Xに対する理解度を確認できるんです。お客様がしっかり使えそうかどうか。

トレタO/Xに苦戦されている方はすぐにわかるので、そのタイミングで改めて説明できます。問題なさそうな方は、そのままお過ごしいただきます。このオペレーションは教育でスタッフにもしっかり教えています。

なるほど。デジタルとアナログな手法を上手に組み合わせて効率的なオペレーションを実現されているのですね。

そうですね。ただでさえ抵抗感を持つ方が多い中で、「最初からモバイルで注文か・・・」と負担に思う方も実際にいらっしゃいます。

お席のご案内はモバイルでもアナログでも必ず行いますし、そのタイミングでドリンクのご注文を聞くのは効率的ですよね。双方にとって何のロスにもならないですし。

あとは口頭で説明するだけでなく、「トレタのいろは」を各卓から見えるところに置いたりして、使い方をすぐに確認できるようにしてますね。

すばらしいです。では、トレタO/Xを導入することで浮いた労力だったり時間をどのように活用されていますか?

ラウンド周りには注力しています。中間バッシングやお客様の様子の確認、取り皿の交換とか・・・お客様が「今困っている瞬間」に気づけるのはとても大切なことだと思っています。

これ、やりたいと思っても余裕な時間がないと難しいんですよね。ピーク帯でも厨房、ホール合わせて最大3人で回しているので、トレタO/Xのおかげでそれが実現できています。

青沼KOKEKKOKOの内装

50席を2〜3人で回すのもすごいです!売上に応じて人員配置を行っているそうですね。

はい。売上が5万円毎に1人のスタッフを配置するようにしています。なので10万円の売上だったら1〜2人で営業を回していく、という感じです。折角トレタを導入しているので、少しでも人件費率を下げて利益を上げたいですよね。

トレタO/Xを導入していなかったらプラスで何人必要になりそうですか?

ざっと見積もってプラス1人は必要ですね。プラス1人の人件費って月間で見るとかなり大きい。

大箱になるとさらに影響はあるかなと。トレタO/Xを導入してるかしてないかで、必要な人数が倍近く違ってくるんじゃないかと思います。

今後トレタO/Xを使って工夫したいことはありますか?

おすすめメニューの充実です。見せ方の工夫はこれからも意識しながら、よりよいものを作りたい。

今でも注文後の画面に追加のサジェストが出ますよね?そういう部分もフル活用して、トレタO/Xだけで注文のオペレーションを回せるようにしたいですね。

うちは人件費を削減して効率的に営業していくことを心がけているので、今まで以上に顧客単価、売上の向上も自動的に実現できるような使い方を目指します。

ありがとうございます。では最後に、今後どういうお店作りをしていきたいですか?

もっとデジタルツールを活用して、お客様の来店時間や人気メニューなどのデータを集計してメニュー開発や効率的な店舗運営を目指したいです。

あと、「モバイルオーダーだからあそこはやめておこう」という風に思われないようにしたいですね。

そうして直接言われることはあまりありませんが、私たちが見えない機会損失って実際にあると思うんです。

モバイルオーダーの印象をプラスにしていくためには、やっぱり一度来ていただいたお客様の感想が影響するのかなと。なので、しっかりとしたオペレーションを確立して、お客様にとってノンストレスなお店作りをしたいなって思っています。

貴重なお話、ありがとうございました!

今回は、地方のお店だからこそモバイルオーダーが差別化となり、お客様が抱く抵抗感に対しても丁寧な対策を行っていけばストレスを軽減できることがよくわかりました。

また、お店にとってもトレタO/Xは業務効率化の一環として有効であり、人件費の削減に繋がる、という点にも注目です。

コロナ禍を経て、飲食業界は未だ人手不足の壁が立ちはだかっています。トレタO/Xは、活用次第でこの点をクリアできる可能性を秘めています。業務効率化や人手不足に悩まされている地方の店舗様は、この機会にトレタO/Xの導入を検討してみてはいかがでしょうか?


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青沼KOKEKOKKO
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