| 社名 | 株式会社プライムサービス |
|---|---|
| 店舗レンジ | 1〜10店舗 |
| 業種 | 和食 |
| 導入サービス | トレタO/X |
- 課題
- こども食堂などの社会的な取り組みを、お客さまや働く社員にもっと知ってもらいたい
- 原価をしっかりかけた料理を提供するため、人件費を抑えたオペレーションを構築したい
- 紙メニューだけでは、店のコンセプトや食材へのこだわりを伝えきれない
- 効果
- 「トレタO/X」のバナー機能を活用し、こども食堂の活動をお客さまの手元に届ける動線を実現
- お客さま自身に注文を委ねることで、原価率40%以上を維持しながら客単価1,330円前後の価格設定が可能に
- スタッフの負担を減らしつつ、店のメッセージを伝えるメディアとしての役割を担う
モバイルオーダーについて、詳しく知りたい方はこちら
資料ダウンロード(無料)外食DXで飲食店の課題解決に貢献するトレタの普及促進担当の松浦です。店内での注文をスマートフォンで簡単に行えるモバイルオーダーシステム「トレタO/X」の事例をご紹介します。

愛知県春日井市に店を構える株式会社プライムサービスが運営する「ひものと和めし処 をかし」。干物と和食を主軸にした定食スタイルのお店で、家族連れから高齢者まで幅広い層に親しまれています。
「いかに価格を維持しながら、本物の食文化を残していけるか」という想いから生まれた「ひものと和めし処 をかし」は、こども食堂の運営にも力を入れています。
原価にしっかり予算をかけるためにお客さま自身に注文を委ねる仕組みとして「トレタO/X」を導入。「トレタO/X」のトップ画面を活用して、こども食堂の取り組みをお客さまに発信するメディアとしても活用されています。
今回は、代表取締役社長の塚本さんに、お店のコンセプトやこども食堂への想い、そして「トレタO/X」をどのように活用されているのかを伺いました。
トレタO/X

お店の世界観や個性を表現するモバイルオーダー。デザインのカスタマイズ性が高く、差別化やブランディングにも貢献。ワクワクする注文体験で売上アップと業務効率化を実現します。
「をかし」に込められた想い
——「ひものと和めし処 をかし」を展開した理由を教えてください。
世の中を見渡すと、焼き魚専門店や刺身専門店などのジャンルに強いレストランをあまり見かけないと感じたのがきっかけです。ファミリーレストランも結局は揚げ物が中心で、鮮度の高いものを扱うレストランが少ないので、そこに特化したお店を作っていこうと考えました。

特に干物は家で調理しようと思えばできますが、本格的に食べたければお店で焼いた方が美味しいですよね。干物を作っている工場も減ってきている中で、西京焼き、味噌漬け、粕漬けなどの文化が消えていく恐れがあります。その文化を守っていくには、干物を得意とするレストランが存在してもいいんじゃないかと思ったんです。
——お店づくりで意識されているのはどんな点ですか?
おひとりさまがメインではなく、ご家族や高齢者の方がメインなので、そのような方々が使いやすいかを意識しています。例えば、食べ盛りのお子さま連れの方が、安心して通えるようなお店ですね。
価格設定も、客単価1,330円ほどを維持しています。ご家族4人で来られて、合計5,320円程度が平均でしょうか。この価格を維持し続けるためには、たくさんのお客さまにご来店いただく必要があります。たくさん仕入れることで業者の方も価格を抑えてくれますし、安心して卸してくれるんです。みんながwin-winになれる関係を作っています。
世の中のお店が500万円しか売らないのなら、1,000万円売れる店を作り、働く側も「自分が役に立っている」と実感できる職場にしたいと考えています。
「ただ食事を出すだけでは思い出に残らない」こども食堂への想い
——「こども食堂」の活動にも力を入れたきっかけは何だったのでしょうか?
きっかけはコロナ禍でした。当時のCMでこども食堂のことをよく目にしていたんですが、愛知には全然ないなと感じたんです。
また、コロナ禍でアルコール提供が悪のように扱われる中で「どうしたら本当に選ばれるお店になるんだろう」と考えました。そう考えた時に、ただ食事を提供するだけではなく、もう少し踏み込んだ役割を果たせるお店でありたいと思ったんです。
外食を通じて、お客さまに「生まれてきて良かった」と思ってもらえる瞬間のお手伝いが、少しはできるのではないかと思っています。私たちが全てを叶えられるわけではないですが、それでも何かできることはないかなと考えています。
——具体的にはどのような活動をされているのですか?
基本的には、フードバンクなどに集まってくる食材を活用して、お子さまだけになる時間が多いご家庭のお子さまなどに食事を提供しています。
とはいえ、ただ食事を出すだけでは思い出に残らないだろうと思っているので、何か他にできることはないかと考えています。企画に参加した社員が日本昔話風の遊び心のある絵本を作って、それをクイズにしてお菓子をプレゼントするという企画を考えてくれたこともありました。
——社員の方も主体的に関わっておられるのですね。
社会的な意義や貢献に関心がある社員が手を挙げてくれます。そういう活動に参加する社員は、やっぱり仕事でも結果を残しています。
働きながら、給料をもらいながら社会貢献をできる時間も作れるような形にしています。
——お子さまへの取り組みは他にもあるのでしょうか。
最初は実は、シニア向けにだけ優しいお店だったんです。シニアカードを配って、シニアの方に割引で還元したいと始めました。原価を40%以上かけている中で割引きをするのは大変ですが、高齢者向けに割引きしているお店もほとんど見なくなったので、やってみようと。
でも、シニアだけ対応しているうちに「魚を食べに来るお子さまも意外と多いな」と気づいて、お子様ランチを作ったんです。お子様ランチは、実は干物を使っていません。お子様うどんとジャンボエビフライ、唐揚げ、コロッケ、ジュース。干物を食べたかったら大人と同じものを食べてねと言っています。その時からお客さまがどんどん増えていったんですよね。
そこから、ご家族で来てくださるお客さまにも、何か違う形で感謝を伝えられないかと考えるようになりました。割引きという形だと収益面で続けるのが難しいので、別の形で社会に還元できる方法を探したんです。それが、こども食堂の取り組みに繋がっていきました。
原価にお金をかけるために、お客さまの力を借りる
——「トレタO/X」を知ったきっかけを教えてください。
お店を始めるにあたって、原価にしっかりお金をかけたかったんです。昔の飲食店は原価3割、人件費2割5分という感覚でしたが、今の時代は原価4割をかけないと魅力的なものは作れません。とはいえ、人件費もかけたら店の運営は成り立たない。どちらかでお客さまの力を借りるしかないと考えました。
お客さま自身にオーダーを取っていただき、ご飯のお代わりも自分で取りに行ってもらう。片付けも洗い場に持ってきていただくことで、食材に予算をかけられます。どこまでお客さまにお願いできるかを考えてたどり着いたのが「トレタO/X」でした。
——第一印象はいかがでしたか?
「トレタO/X」を導入している名古屋の焼肉店に行って、とても使いやすいなと感じました。ただ、当店はご年配のお客さまも多いので、最初はうまく使っていただけるかなという不安もありましたね。
オープン直後は、Googleのレビューに「自分で注文しなければいけない」「片付けまでさせるのか」といった声が届きました。現場でも「オーダーを取った方が早いんじゃないか」と感じる瞬間が、3ヶ月ほど続きました。
ただ、大手チェーン店でもお客さまが自分で注文したり、トレーを下げたりしますよね。決して特別なことをお願いしているわけではありません。たぶんこのエリアでは一番最初にモバイルオーダーを導入したくらいの早さだったので、お客さまに馴染みがなかっただけなんだと思います。
手順を教えてしまえば「なんや、これ」と言ってもらえますし、頼むものが決まっているお客さまは、むしろ誰よりもスムーズに注文できるようになります。もう何も言わなくていい、もう分かってると言ってもらえる段階になった時、本当に導入して良かったと感じました。
今では多くのお客さまが当たり前のように「トレタO/X」を使ってくださっています。
ただのメニュー表ではなく、お店の想いを伝えられる
——他社のモバイルオーダーと比較されたかと思いますが、「トレタO/X」を選ばれた決め手は何でしたか?
別のモバイルオーダーシステムも検討していました。最終的に「トレタO/X」に決めたのは、旧店舗の閉店から新店オープンまで約60日という限られた時間の中、トレタの担当者が実際に店舗に足を運んでくれて、その場で話がまとまったことがきっかけです。
私は人を信じて決めるタイプなので、話をしていく中で「この人たちと一緒にやっていきたい」と感じました。
その信頼関係は導入後も続いています。「こうしたい」と相談するとトレタの担当チームがすぐに動いて形にしてくれます。課題がちゃんと解決できるようになってきて、自分のやりたいことに近づいている実感があります。
——導入後、「トレタO/X」の使いやすさで感じた点はありますか?
ただのメニュー表ではなく、お店のメッセージを伝えられるなと感じました。人間の力ではやりきれていないところをカバーできて、売りたいものを売れる仕組みになっています。
——「トレタO/X」のトップ画面に、こども食堂の取り組みを掲載されていますね。
「トレタO/X」のトップ画面に、こども食堂の取り組みを掲載しています。
「こういう取り組みをやっているんだな」「自分も何かしたいな」と思ってくれる人が一人でも二人でも増えてくれたらいいなという思いから、トップ画面に掲載しています。
「トレタO/X」がこの取り組みを伝える頼りになっています。デジタルで発信できる場があるのはありがたいですね。
63歳以上が4割の客層でも使いこなせる
——年配のお客さまも「トレタO/X」を使えるようになっていくのでしょうか。
最初は使い方に戸惑う方もいらっしゃいますが、手順を覚えてしまえば自然と使えるようになっています。当店はご年配のお客さまが多く、63歳以上の方が4割ほどいらっしゃるんですが、意外なことにスマホを持っていない方はほとんどいないんですよ。
「ひものと和めし処 をかし」では、刺身定食で海鮮丼と干物を選んでもらう仕組みなので、最初は操作に戸惑う方もいらっしゃいます。ただ手順が分かってしまえば、何もお伝えしなくても注文できるようになります。
紙メニューも残しつつ、「トレタO/X」で想いを伝える
——紙メニューは現在も併用されているのですか?
紙メニューも今も使っています。ただ、注文機能まで紙でやろうとすると、スタッフがすべてのオーダーを取らなければいけません。そうすると人件費がかさみ、その分を食材に回せなくなってしまいます。注文は「トレタO/X」に任せて、お客さまにもご協力いただくことで、スタッフが手間をかけていた分を食材のコストに回すような仕組みになっているんです。
原価にしっかり予算をかけることを大切にしているので、「トレタO/X」があることで、お客さまにより良い食材を届けられる仕組みが成り立っています
「忘れられないこども食堂」を作るために
——今後、「トレタO/X」を通じてさらに発信していきたいことはありますか?
こども食堂の取り組みを、「トレタO/X」を通してもっとお客さまに知っていただけるようにしていきたいですね。
あるこども食堂で、以前利用していたお子さまが、高校1年生になってそこでアルバイトを始めたという話を聞きました。飲食店で何かをしても、必ずしもそこで働きたいとは思わないかもしれないですが、大人になったら誰かを助ける仕事をしたいと思ってくれるかもしれないですよね。そういう未来に繋がっていけばいいなと思っています。
その想いを伝える場として、「トレタO/X」をこれからも活用していきたいです。
——塚本さん、ありがとうございました!
塚本さんへの取材は、「トレタO/X」の話だけでなく、こども食堂への想いやお店づくりの哲学を深く伺う時間になりました。「原価にしっかりお金をかけたい」「だからお客さまの力をお借りする」というシンプルで強い動機が、「トレタO/X」導入の出発点であったこと。そして「こども食堂の活動を一人でも多くの人に知ってほしい」という想いから、「トレタO/X」のトップ画面に取り組みを掲載していること。デジタルツールが、業務効率化のためだけでなく「想いを伝えるメディア」として機能している姿がとても印象的でした。
最後におすすめメニューのご紹介です。
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ぜひ、お店の温かい雰囲気とともに、塚本さんの「食文化を残したい」という想いに触れてみてください。
取材日:2026年3月24日
<店舗情報>
ひものと和めし処 をかし 春日井本店
愛知県春日井市西山町3丁目1−9
0568-37-3617
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トレタO/X
お店の世界観や個性を表現するモバイルオーダー。デザインのカスタマイズ性が高く、差別化やブランディングにも貢献。ワクワクする注文体験で売上アップと業務効率化を実現します。

