
社名 | 株式会社バルニバービウィルワークス |
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店舗レンジ | 11〜50店舗 |
業種 | グランホールレストラン |
導入サービス | トレタO/X |
- 課題
- 音楽イベント特有の大音量により、スタッフがお客さまの注文を聞き取れずサービス低下
- VIPのお客さまを含む幅広い年齢層への迅速な対応が困難で、満足度が心配
- 注文の聞き間違いや持ち漏れが頻発
- イベント運営に多くのスタッフが必要で、人件費と業務負担が課題
- 効果
- 注文の聞き取りミスが完全になくなり、VIPを含む全てのお客さまへスムーズなサービスを実現
- フードとドリンクの提供量が大幅アップで売上20万円増を達成
- スタッフ数を3〜4名削減しても効率的な運営が可能になり、接客により集中できる環境に
- オーダーテイクが不要になったことで、店長が会場全体の管理に専念可能
モバイルオーダーについて、詳しく知りたい方はこちら
資料ダウンロード(無料)外食DXで飲食店の課題解決に貢献するトレタの普及促進担当の松浦です。店内での注文をスマートフォンで簡単に行えるモバイルオーダーシステム「トレタO/X」の事例をご紹介します。

株式会社バルニバービが運営する「昭和ナイト」を、2025年2月14日、同社の子会社である株式会社バルニバービウィルワークス「NEWLIGHT」で開催。イベント特有の「音が大きくて注文が聞こえない」という課題を「トレタO/X」が解決し、前回開催から売上20万円アップを実現しています。
わずか数日間の準備期間でシステムを構築し、VIPのお客さまへの手厚いサービスとスタッフ数削減による効率化を同時に達成。「トレタO/X」は店舗の通常営業だけでなく、音楽イベントやエンターテインメント業界でも大きな可能性を秘めています。
今回は「NEWLIGHT」店長の栗原さんに詳しくお話を伺いました。
トレタO/X

お店の世界観や個性を表現するモバイルオーダー。デザインのカスタマイズ性が高く、差別化やブランディングにも貢献。ワクワクする注文体験で売上アップと業務効率化を実現します。
昭和40〜50年代の音楽で盛り上がる「昭和ナイト」
——「昭和ナイト」について教えてください。

「昭和ナイト」は昭和40〜50年代の歌謡シーンをテーマにしており、懐かしの昭和の名曲、歌謡曲からポップソングで歌って踊ることのできるイベントです。株式会社バルニバービ代表取締役の佐藤は元々音楽が大好きで、DJをしていることが土台にあり、それがきっかけとなりイベントを開始しました。
主に同社運営の「BESIDE SEASIDE」で開催しており、「NEWLIGHT」で開催したのは今回で3回目となります。
前々回の開催から私が店長として担当させて頂き、沢山の方のご助力もあり約300万円以上の売上を作ることができました。「NEWLIGHT」は音響設備もしっかり整っているので、音楽を通じて昭和の歌謡シーンを楽しんでいただく場所として最適だと思います。
——「NEWLGHT」の通常営業では若い方も多いかと思いますが、「昭和ナイト」ではいかがですか?

事前予約を取るお客さまの年齢層は高めです。ただ、今回の「NEWLGHT」での開催は、渋谷という立地もあり当日のチケットで若い世代の方もいらっしゃいました。
渋谷で開催するといろんな層の方に楽しんでいただけることを実感しましたね。
海外の方のご来店も多く、「これがジャパニーズディスコなんだ」という反応もありました。
——お客さまの反応はいかがでしたか?
昭和40〜50年代を楽しんだお客さまにはもちろん好評でしたし、昭和の音楽を知らない若い方たちも「あ、こんな良い曲があるんだ」「こうやって体を動かして乗るんだ」という発見があるようです。昔の方々の楽しみ方を学べる良い場になっているんじゃないかなと感じています。
——どのような雰囲気作りを心がけていますか?
「NEWLIGHT」は元々インテリアがしっかりしている店舗なので、ソファ席を窓際から VIP寄りに移動させて、一般の立ちフロアと着席フロアの空間作りを工夫しています。ディスコにさらに近い雰囲気を作るよう心がけています。
——集客はどのように行っていますか?

フライヤー作成、Instagramからの告知、ホームページサイト作成し予約サイトからの予約受付を行いました。
次回開催時には通常営業時の「トレタO/X」内でも告知できればと考えています。
大音量イベントの課題と「トレタO/X」利用の決断
——「トレタO/X」の「昭和ナイト」での利用理由を教えてください。

まず、普段から通常営業で使っている「トレタO/X」を、パートナー企業の方やVIPの方に見てもらいたいという思いがありました。そして何より、前回・前々回の経験から音も声もなかなか聞こえない中で、お客さまが何を注文しているかスタッフが聞き取れない不便さがありました。
VIPの方が多い中で待たせることもないですし、お客さまも注文しやすく呼ばなくて良いというのは大きなメリットです。そのため「トレタO/X」は絶対使った方がいいというのがまずありました。
実際に利用してみて、前回までの課題は解消できていますし、スタッフ側のクレームや混乱も全くありませんでした。
——「昭和ナイト」用のメニュー作成期間はどのくらいでしたか?

今回は急ピッチで数日間での準備でした。通常メニューとは異なり「昭和ナイト」専用メニューだったので、商品登録を私が担当しメニューブック作成をトレタ担当の堀江さんにお願いして2人で協力しながら進めました。それぞれ2〜3時間程度の作業時間で、開始3時間前まで最終調整を行っていました。
商品の登録とメニューブックの作りやすさが、短期間で準備できた一番の要因だと思います。店舗側でも「トレタO/X」を簡単に操作でき、新しいものが作れたというのが今回間に合ったきっかけだと思います。
売上20万円アップの詳細効果
——「昭和ナイト」での「トレタO/X」利用の効果を具体的に教えてください。
フードもドリンクも大幅に売り上げがアップしました。以前の全体売り上げが330万円だったところ、今回は350万円ぐらいになり、その20万円の増加分を見た時に、「トレタO/X」からオーダーいただいたフードとドリンクの単品が要因だと思います。
——「トレタO/X」からの注文はフードとドリンクどちらが多かったですか?

ドリンクの方が多かったです。ドリンクがどんどん入るので、それがフリードリンクじゃなく単品にしているという所で、売上が追加されました。
たくさん飲む方も毎回スタッフを呼ばずに気軽にオーダーできるので、ドリンク注文数が増えたのではないかと思います。普通なら席でアラカルトのパスタなどはあまり頼めないのですが、今回はしっかりとお食事もしていただけました。
通常営業でも「トレタO/X」導入後ドリンクの注文数が増えているんです。ドリンクのビジュアルが「トレタO/X」で見られるようになったことでオーダー率が大幅に上がっています。映えるものを写真で見せることで、女性のお客さまのドリンクオーダー率も上がっているんです。ビジュアルがあることでオーダーのアップに繋がっているのだと思います。
スタッフ業務の効率化も実現
——スタッフの業務負担はどう変化しましたか?
前回と比べてスタッフ数を3〜4名減らしても運営できました。人員を減らしたにも関わらず、業務負担は軽くなりましたね。
一番効果的だったのは、オーダーを取りに行かなくて良くなったことです。私の体が空いて、いろんなところを自由に動けるようになりました。
オーダーを取りにいかなくなった分、接客により集中できるようになりました。
——注文ミスや聞き間違いは減りましたか?
お客さまがオーダーしたことをスタッフが聞き取れない、持ち漏れなどがあったのが、今回「トレタO/X」を利用したことで全くなくなりました。また、周りの音がうるさい中での聞き間違いも前は発生していましたが、それも今回はないです。
——お客さまの「トレタO/X」の利用はいかがでしたか?

年齢層の高いイベントですが、「デジタル世代」でない方でもスムーズに利用していただけました。QRコード読み込みのご案内はPOPと声掛けで行いました。
今後の展開と継続利用の意向
——次回の「昭和ナイト」でも「トレタO/X」を利用予定ですか?
次回開催でも活用する予定です。今回の成功体験があるので、より事前準備に時間をかけてメニューブックを充実させたいと思っています。
——「昭和ナイト」と「トレタO/X」の相性についてどう考えますか?
通常営業ではスタッフとの会話を楽しみに来ているお客さまもいらっしゃいますが、このような音楽イベントで口頭でオーダーをしたい人は正直少ないのではないかと思っています。スタッフがいなくてもオーダーできる、うるさくてもオーダーできるという点で、相性はとても良いと感じています。
—— 今後、他のシーンでの活用アイデアはありますか?
音楽イベントならではのアイデアとして「投げ銭」のような機能があったら面白いですね。例えば出演者の方にドリンクを送るような仕組みです。「昭和ナイト」にはアイドルの方も出演されるので、そういった新しい楽しみ方も提供できるかもしれません。
栗原さん、ありがとうございました!

今回の取材を通じて、イベント運営における「トレタO/X」の可能性を改めて実感しました。音楽イベント特有の「音が大きくて聞こえない」という課題を解決し、さらに売上向上まで実現された事例は非常に参考になります。
特に印象深かったのは、スタッフ数を減らしながらも効率的な運営を実現し、VIPの方への手厚いサービスも提供できるようになった点です。栗原さんのおっしゃる通り、イベントと「トレタO/X」の相性は抜群で、ライブハウス、クラブ、音楽フェス、各種エンターテインメント施設など、様々なシーンでの活用が期待できそうです。
短期間での準備にも関わらず大きな成果を上げられたのは、「トレタO/X」の使いやすさもありますが、何より栗原さんをはじめとするスタッフの皆さまの柔軟な対応力があってこそだと思います。次回の「昭和ナイト」でのさらなる成功を心よりお祈りしています。
取材日:2025年4月16日
<イベント/店舗情報>
昭和ナイト
NEWLIGHT
東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK North 3F 301
050-3138-3115
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トレタO/X

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