予約対応時間を1日12時間以上削減！大阪の人気居酒屋が実現した業務改革

外食DXで飲食店の課題解決に貢献する株式会社トレタの普及促進担当の松浦です。

Instagram DMでの予約対応に追われていた株式会社ワッショイが運営する「おでんと、アジフライ。」。「トレタ予約台帳」の導入により、予約対応時間を劇的に削減し、業務効率化と顧客満足度の向上を同時に実現しました。同社の代表取締役である森さんに、導入の経緯や効果についてお話を伺いました。

Instagram DMに追われる日々から解放されたい

――まず、「おでんと、アジフライ。」についてお聞かせください。

名前の通り、おでんとアジフライを看板メニューにしています。アジは漁港直送、おでんは大阪出汁を使うなど、こだわりを持っています。おしゃれな内装と外観が特徴で、SNSでも話題にしていただくことが多いんです。幅広い年齢層の方にご利用いただいています。

――トレタ導入前は、どのような課題がありましたか？

最大の課題は、Instagram DMでの予約対応でした。特にアイドルグループのWEST.さんのYouTubeで紹介いただいて以降、予約の問い合わせが爆発的に増えたんです。1日12時間以上、DMの返信に追われる日々が続きました。新しい予約リクエストがどんどん入ってきて、Instagramからメッセージの送信回数の上限を超えたという警告が来たこともありましたよ（笑）

休日も家族との時間の中でひたすらDMの返信をしていました。1日で処理しきれないほどの量のDMが来て、翌日には新しい予約リクエストが積み重なっている状態だったんです。

DMでのやり取りは、予約希望日時の確認、空き状況の確認、予約の確定など、複数回のやり取りが必要で、1件の予約に多くの時間を要しました。これが毎日100件以上、本当に大変でした。

トレタなら、予約対応の効率化が実現できる

――トレタを導入しようと思ったきっかけを教えてください。

とにかく予約対応の効率化が必要だと感じていました。DMでのやり取りは時間がかかりますし、手動での予約管理だったので、ミスが発生することもありました。そんな時、トレタの担当者から提案をいただき、導入を決めました。

――トレタを導入して、どのような変化がありましたか？

予約対応にかける時間が劇的に減りましたね。以前は1日12時間以上かかっていた予約対応が、今ではほとんど必要なくなったのです。自動でネット予約が入るので、DMで長時間やり取りする必要もなくなりました。

Instagramで来る予約関連のDMはというと1日2、3件程度に。あらかじめ用意したフォーマットを送って対応しています。「予約はこちらのリンクからお願いします」とトレタのリンクを添えたメッセージを送るだけですむようになりました。

費用対効果で言えば、この変化は非常に大きいと感じています。以前のDMでの予約のやり取りは、1、2人のスタッフを追加で雇っても対応しきれないほどの業務量でしたから。

導入に対するスタッフの反応も良好でした。実は、スタッフの方が私よりもデジタルツールの操作に長けていて、スムーズに導入できたんです。操作がかんたんだったこともあり、導入してすぐに全スタッフが問題なく使えるようになりました。

さらに、予想外の効果として、Googleマップからの予約が増えたことが挙げられます。トレタを導入したことで、Googleマップ上で直接予約ができるようになり、特に新規のお客さまが増えました。この新しい予約経路の追加は、私たちにとって大きな変化でしたね。

トレタで実現する顧客志向の店舗運営

――トレタを実際に使ってみてお勧めしたい店舗の特徴を教えてください

予約の多い店舗にぜひトレタをお勧めしたいですね。特に、2、3店舗を展開している人気店には効果的だと思います。紙で予約管理をしていたり、電話が鳴りっぱなしだったりする店舗こそ、トレタの導入で大きな改善が見込めます。実際におでんと、アジフライ。でもトレタを導入して1ヶ月で、全体の36%がネット予約に移行しています。

また、組織的に運営されている店舗にも適していると感じます。本部がデータを適切に管理し、分析できることが重要です。店長個人の主観的な判断ではなく、客観的なデータに基づいた運営ができるのがトレタの強みですから。電話予約とネット予約の比率など、具体的な数値データを活用したい店舗には特にお勧めです。

――今後の展望をお聞かせください。

トレタの機能を使って、常連のお客様へのサービス向上に取り組みたいと考えています。YouTubeをご覧になってお越しいただくお客様は、主に写真撮影を楽しまれる傾向にあります。一方、地元の常連のお客様は、お食事とともに様々なお酒を愉しまれることが多いです。この両者のバランスをどう取るかが新たな課題となっています。

具体的には、常連さんの専用席を作り、地域のお客さまの情報をしっかりデータ化していきたいです。今後トレタの担当の方に教えてもらいながら設定していこうと思っています。

将来的なビジョンとしては、お客さまに「ちょっとイケてる」と思っていただけるような、おしゃれで気軽に入れるお店を目指しています。さらに、新しい業態の開発も視野に入れています。例えば、大阪ではあまり見かけないもんじゃ焼き専門店など、市場のニーズを掘り起こすような挑戦もしていきたいと考えています。みんながやり出したら、また違うことを考えていく。そんな風に常に新しいことにチャレンジしていきたいです。

――森さん、ありがとうございました！

トレタの導入により、「おでんと、アジフライ。」は予約管理の効率化を実現。Instagram DMでの長時間の予約対応から解放されました。この事例から、予約対応時間の大幅削減、スタッフの負担軽減、新たな予約経路の開拓、そして顧客満足度の向上といった効果が伝えられたのではないでしょうか。トレタの導入は、多くの飲食店が抱える予約管理の課題を解決し、業務効率化と顧客サービスの向上を同時に可能にします。

業務負担を軽減、新たな予約経路の開拓をしたい飲食店は、ぜひトレタ予約台帳を検討してみてください。

最後に、おでんと、アジフライ。の人気メニューのご紹介です。

漁港から直送のアジを使った看板メニューの「名物アジフライ」とあっさり昆布出汁の「大阪おでん」。定番はもちろん、色々な創作おでんも楽しめます。おしゃれな内装と外観で、若い女性を中心に幅広い年齢層のお客様に支持されています。予約はトレタのネット予約でかんたんに行えるので、ぜひご利用ください。

取材日：2024年9月19日

＜店舗情報＞
おでんと、アジフライ。
大阪府大阪市中央区南本町３丁目２−１９
06-6282-7729

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