| 社名 | バルニバービ・スピリッツ&カンパニー株式会社 |
|---|---|
| 店舗レンジ | 1〜10店舗 |
| 業種 | イタリアン |
| 導入サービス | トレタ予約台帳 |
- 課題
- 200席の大型店舗で常時満席による人手不足と売上機会の損失
- 海外からのお客さま増加への対応(言語の壁と注文ミス)
- 海外からのお客さま対応時の長時間拘束による他のお客さまへのサービス低下
- 効果
- 売上機会の損失を完全解消し、少ない人員での効率的な店舗運営を実現
- 海外からのお客さまの注文ミスと出し間違いが大幅減少、30分の拘束時間がゼロに
- デザート売上が月10万円増加、接客時間の有効活用が可能に
モバイルオーダーについて、詳しく知りたい方はこちら
資料ダウンロード(無料)外食DXで飲食店の課題解決に貢献するトレタの普及促進担当の松浦です。店内での注文をスマートフォンで簡単に行えるモバイルオーダーシステム「トレタO/X」の事例をご紹介します。

バルニバービ・スピリッツ&カンパニー株式会社が運営する、200席を構えるイタリアンレストラン「AOINAPOLI IN THE PARK」。人手不足と、増加する海外からのお客さまへの対応における言語の壁という課題を抱えていました。「トレタO/X」の導入により、海外のお客さまへの対応時間を大幅に短縮し、デザートの売上向上を実現しました。
今回はデジタルを担当する金光さんに、デジタル化による課題解決の取り組みについて詳しくお話を伺いました。
トレタO/X

お店の世界観や個性を表現するモバイルオーダー。デザインのカスタマイズ性が高く、差別化やブランディングにも貢献。ワクワクする注文体験で売上アップと業務効率化を実現します。
200席を構える人気イタリアンレストラン
――「AOINAPOLI IN THE PARK」について教えてください。

てんしば内にあるイタリアンレストランで200席規模の大型店舗です。店内90席、テラス110席という構成で、大規模なテラス席があるのが特徴。若い方が中心ですが、会社でのご利用・パーティー・ウェディングなど本当に幅広いお客さまにご利用いただいています。11時のオープンから予約のお客さまが続々とご来店されて、特にランチタイムは常時満席の状態です。
深刻な人手不足の実情
――「トレタO/X」導入前はどのような課題がありましたか?
一番の課題は人手不足による注文の取りこぼしでした。200席という規模で多くのお客さまにご来店いただいているため、どうしても注文を取りに行けない状況が発生していました。これによる売上機会の損失が深刻な問題でした。
特にランチタイムは人員が限られているため、テラス席のお客さまのところまでオーダーを取りに行くのが難しく、結果的に売上機会を逃していました。移動にも時間がかかり、特に夏場は外に座るお客さまも多いため、注文の取りこぼしは大きな損失でした。
海外からのお客さまが急増
――インバウンド対応についても課題があったとお聞きしました。

近年、海外からのお客さまが増えてきました。現在は日本のお客さまが7割、海外のお客さまが3割程度の割合ですが、言語の壁による問題が深刻でした。
注文の確認に時間を要することが多く、海外のお客さま20名ほどがご来店された時は、1名のスタッフが30分ほど対応に集中することもありました。
海外のお客さまは個別に注文されることが多く、全員分をハンディで取るのに非常に時間がかかっていたんです。その間、他のお客さまへの対応ができなくなり、サービスが行き届かなくなることがありました。
出し間違いもひどい時は1日1回程度発生していて、お客さまにご迷惑をおかけしていました。コミュニケーションのミスで「これ頼んでない」「思ってるのと違う」ということも頻繁にありましたね。
「トレタO/X」導入の決め手
――「トレタO/X」導入の経緯について教えてください。
同社の他店舗で成功事例があったので検討を始めました。特に今回のような人手不足とインバウンド対応の課題を解決できると考えました。
ただ、私たちは接客を大事にしているので、最初はモバイルオーダーの導入にかなり抵抗がありましたね。私自身もあまり入れたくない派だったんです。テラス席はいいけれど、店内はできれば入れたくないという気持ちでした。スタッフからも「いらないです」「使わないと思います」という反応がありました。
でも、実際に導入してみたら、むしろスタッフの負担が軽減されて、「入れてよかった」という声に変わりました。接客に割ける時間が増えたのは大きなメリットです。
30分の拘束時間がゼロに
――導入後の効果について教えてください。

まず、海外からのお客さまへの対応時間が30分からほぼゼロになりました。これは本当に大きな変化です。注文ミスや出し間違いも大幅に減少して、お客さまにも喜んでいただいています。
売上機会も完全に解消されました。これまでは注文を取りに行けない状況がありましたが、今は少ない人員でもスムーズに回せるようになりました。人件費も明確に削減できています。
注文対応にかかっていた時間が短縮されたことで、スタッフが接客や予約管理などの他の業務により多くの時間を割けるようになりました。やることは無限にあるので、その時間を有効活用できるのは大きなメリットです。
デザートが月10万円向上
――売上への影響はありましたか?

デザートだけで月10万円ほど売上が上がりました。前年同月で比較すると、8%程度の向上です。お客さまが食事が終わった後にデザートを注文していただけるケースが増えました。
これまでは、スタッフが忙しそうにしているのを見て、お客さまがデザートの注文を控えてしまうケースがあったと思います。日本人のお客さまは特に、スタッフの状況に気を遣って遠慮されることが多いんです。「トレタO/X」の導入により、そうしたお客さまの心理的な負担もなくなり、これまで取りこぼしていた注文がしっかりと売上に繋がるようになりました。
幅広い年齢層のお客さまが利用
――利用率はどの程度ですか?
年配のお客さまもいらっしゃいますが、ほとんどのお客さまは使えています。私たちのスタイルとしては、「トレタO/X」でも口頭でも注文できるようにしており、お客さまに選択肢を提供しています。QRコードを嫌がるお客さまもいらっしゃるので、そういうお客さまには「分からなかったら呼んでいただいて大丈夫です」と一言お声がけして、ハンディで対応しています。
海外のお客さまは積極的に使ってくださっています。「トレタO/X」は多言語対応しているので言語の壁を感じることなく注文でき、お客さまにとってもストレスフリーになっていますね。
また、外のテラス席はQRコードを大きく表示し、店内では小さく表示するという使い分けをしています。テラス席のお客さまはスタッフを呼びにくい環境なので、QRコードを目立たせることで自然に利用していただけるよう工夫しました。
手厚いサポート体制
――サポート体制についてはいかがでしたか?
トレタの担当堀江さんには本当にお世話になりました。何か分からないことがあると、すぐに連絡して教えていただけるので、とても助かっています。

機能改善の要望にも迅速に対応していただいており、タブ内へのDOGメニューのアイコン追加、QRコードの読み込み精度向上、自動チェックイン機能の実装など、どの要望も約1ヶ月で対応していただきました。現場の声に迅速に対応していただけるサポート体制には大変感謝しています。
――金光さん、ありがとうございました!

200席という大型店舗で人手不足とインバウンド対応という二つの大きな課題を抱えていた「AOINAPOLI IN THE PARK」ですが、「トレタO/X」の導入により大きな改善を実現されました。
海外からのお客さまへの対応時間が30分からほぼゼロになったという効果をはじめ、お客さま満足度の向上と売上増加を同時に達成された成果は、非常に嬉しく思っています。
デザート売上8%向上という具体的な数字からも、「トレタO/X」の効果をご確認いただけており、同様の課題をお持ちの大型店舗にとってもご参考になる事例ではないでしょうか。
今後も「AOINAPOLI IN THE PARK」のさらなるご発展を支えられるよう、全力でサポートさせていただきます。
最後におすすめメニューのご紹介です。

特に人気なのが、薪窯で焼き上げる「マルゲリータ」と「ブルスケッタ6種の盛り合わせ」。マルゲリータは外はカリッと、中はもっちもちの食感が自慢で、トマトソース、モッツァレラ、バジルのシンプルな組み合わせが素材の味を引き立てています。
ブルスケッタは、香ばしいバゲットにトマトや生ハム、チーズなど彩り豊かな具材をトッピング。見た目も華やかで、ワインとの相性も抜群です。
デザートメニューも写真入りで魅力的に表現できているので、ぜひ食事の後にもお楽しみいただきたいです。
取材日:2025年6月19日
<店舗情報>
AOINAPOLI IN THE PARK
大阪市天王寺区茶臼山町5-55 てんしば
050-3146-4382
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トレタO/X
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