変わりゆく飲食業界、変わらない想い
「もっとお客様と向き合う時間が欲しい」 「人手不足の中でも質の高いサービスを提供したい」 「スタッフ全員が活き活きと働ける店舗にしたい」
人手不足、業務の複雑化、競争の激化。現代の飲食店が直面する課題は、理想の実現を困難にしています。しかし、テクノロジーの力でこれらの課題を乗り越え、新しい可能性を切り開こうとしている飲食店があります。
彼らが選んだのは、「トレタO/X」という新しいモバイルオーダー。そして、その導入と活用を支える、トレタのカスタマーサクセスチーム。ここでは、実際の成功事例を通じて、デジタル時代における新しい飲食店のあり方をご紹介します。
心のこもったおもてなしを取り戻すために
カスタマーサクセスチームの想い
「トレタO/Xは、単なるモバイルオーダーシステムではありません」
入社以来、カスタマーサクセスとして数多くの飲食店と向き合ってきた私は、このシステムに特別な可能性を見出しています。
導入店舗の様子を見ていると、スタッフの方々の表情が明るくなり、お客様との会話が増えていくんです。オーダーを取ることに追われていた時間が、本来のおもてなしの時間に変わっていく。その変化を目の当たりにすると、この仕事にやりがいを感じます。
三越前のモダンチャイニーズレストランの挑戦
その変化を象徴する例が、三越前にある中華料理店での出来事でした。
導入に際し、この店舗では全スタッフを集めた2時間の研修会を実施。「トレタO/Xの導入で、私たちのおもてなしはどう変わるべきか」を、アルバイトスタッフも含めて話し合いました。
その成果は、すぐに現れました。
あるお客様が最初の注文をモバイルオーダーで済ませた直後、スタッフがテーブルに駆けつけました。「たくさんご注文いただき、ありがとうございます。お客様のお好みを拝見すると、当店自慢の回鍋肉がぴったりかと思います。よろしければ、ご提案させていただいてもよろしいでしょうか?」
これは、単なる追加オーダーの提案ではありません。スタッフがオーダー内容をリアルタイムで確認し、お客様の好みを瞬時に分析。その上で、最適なタイミングでおすすめができた好例です。以前なら注文を受けることに精一杯だった時間が、お客様をじっくり観察し、より質の高いおもてなしを提供する時間に変わったのです。
スタッフの成長が店舗の成長につながる
全員で創る、新しいサービス体験
「トレタO/X」の特徴の一つが、スタッフ一人一人がおすすめコメントを登録できる機能です。
ある居酒屋では、全スタッフに「自分のイチオシメニュー」を決めてもらい、その魅力を自分の言葉で説明するコメントを書いてもらう取り組みを始めました。
「最初は商品知識が不安で、お客様とのコミュニケーションに自信が持てませんでした」と話すのは、アルバイトスタッフです。しかし、自分の言葉でメニューの説明を書く機会を得たことでより深く商品を理解できるようになり、今では自信を持っておすすめができます。
この取り組みは、予想以上の効果をもたらしました。スタッフ全員が商品への理解を深め、自信を持っておすすめできるようになっただけでなく、「なぜこの料理がおいしいのか」「どんなお客様におすすめしたいか」を考えることで、店舗への愛着も強まったのです。
売上向上への新しいアプローチ
自然な形での売上向上を実現
都内のある人気レストランでは、ランチセットのドリンクとデザートの注文数が、導入前と比べて約2倍になりました。
以前は紙のメニューの下部に小さく「セットドリンク:250円」と記載されているだけでしたが、「トレタO/X」では、ランチセットを選んだ後に自然な流れでドリンクやデザートの選択画面が表示されます。
当初は省力化のために導入を検討していましたが、予想以上の効果がありました。お客様からも「ゆっくり選べて良かった」「メニューが見やすい」といった声をいただいています。
メニュー提案の新しい可能性
また、薪火調理の野菜メニューの注文が急増した事例があります。従来は薪火料理のメニューがお肉中心で、野菜は別枠で掲載していました。「トレタO/X」では、お肉料理のオプションとして野菜メニューを提案できるようになり、「お肉に合わせて季節の野菜も一緒に楽しみたい」というニーズを掘り起こすことに成功したのです。
この変化は、キッチンスタッフの意識も変えました。野菜メニューへの注目が高まったことで、新しい調理法や盛り付けの研究が始まり、メニュー開発にも良い影響を与えているそうです。
可能性は飲食店の枠を超えて
ホテルでのブレイクスルー
「トレタO/X」の可能性は、従来の飲食店の枠を超えて広がっています。その一例が、大阪のある高級ホテルでの活用です。
このホテルでは、1階のレストランと300室の客室を結ぶルームサービスの受注システムとしてトレタO/Xを導入。従来は電話での注文受付に頭を悩ませていました。特に外国人宿泊客とのコミュニケーションは大きな課題でした。
注文内容の聞き間違い、外国語対応スタッフの不足、Wi-Fiが届かない、客室番号の確認作業。これらの課題をトレタO/Xは一気に解決しました。
写真付きの分かりやすいメニュー、多言語対応、売掛処理の自動化。「想定以上の効果が出ています」と評価いただいています。特に外国人宿泊客からの評価が高く、スタッフの労働環境も大きく改善されました。
進化し続ける「トレタO/X」
メニューブックの柔軟な運用
特定の商品がオーダーされた際に隠れていたメニューブックを表示させる「プラグイン機能」。飲み放題プランを注文すると専用メニューが表示される、テラス席限定の特別メニューを提供する、会員ランク別の特典を表示するなど、柔軟な運用が可能です。
スケジュール管理の自動化
メニューの表示スケジュールも細かく設定できます。平日・休日での自動切り替え、季節限定メニューの事前設定、時間帯による価格変更など、かつては手作業で行っていた業務を自動化。人為的なミスも防げるようになりました。
明日の飲食店を、共に創る
デジタル化が進む今、飲食店を取り巻く環境は大きく変化しています。しかし、「おいしい料理」と「心のこもったおもてなし」という本質的な価値は、決して変わりません。
「トレタO/X」は、その価値をより効果的に届けるためのツールです。単なる業務効率化だけでなく、スタッフの成長を支援し、お客様との関係を深め、新しい可能性を切り開く。そんなパートナーとして、私たちは飲食店の皆様と共に歩んでいきたいと考えています。
私たちは、飲食店の皆様が直面する様々な課題に真摯に向き合い、共に解決策を見出していきたいと考えています。まずは、皆様の店舗が抱える課題やご要望についてお聞かせください。その解決に向けて、全力でサポートさせていただきます。
お問い合わせ・導入相談について
トレタO/Xに関する詳しい情報や導入についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。経験豊富なスタッフが、貴店の状況やご要望をお伺いしながら、最適な活用方法をご提案させていただきます。
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