「お客様に送るメッセージはどんなものが良いの？」 メール・SMSを送る際の注意点と文例集

メッセージを送る際に気をつけたいこと

ここでは、メッセージをお客様に送る際に『最低限気をつけたいこと』をご紹介します。
あくまで最低限なので、日々続けていく中でお客様の反応を見ながら改善していくことは忘れずに意識していきましょう。

①メッセージ内容と時間帯や頻度
メッセージを送る際、内容を重視しがちですが、どんなに凝った内容を考えても見てもらえなければ意味がありません。多くの人に見てもらうには、受け取る人に合わせた内容と時間を意識しましょう。

例えば、ご来店されるお客様の多くが主婦あるいはオフィスで働く会社員の方だとします。

件名に「ランチタイム限定クーポン付」と記載したメールを11時〜13時の時間帯で送信すれば、当日の来店を促すきっかけにもなりますし、その日に来店することがなかったとしてもランチ時にこのお店はお得に食事ができる、という印象をお客様に持ってもらうことで、今後の来店のきっかけにもつなげることができるかもしれません。

また、送信する頻度については同じ宛先に毎日のように送ることは避け、お客様の反応を見つつ、たくさんお知らせを送りたい場合は、内容によって宛先を変えるなどの工夫をすると良いかもしれません。

②送信元の記載
「どこの」「誰からの」メッセージなのか、はきちんと明示するようにしましょう。
特に今までメールを送るような取り組みをされていなかった場合は、お客様からすると突然メールが来た、と驚かれてしまうことも考えられます。

・お店の名前
・氏名（個人名が難しいようであれば店長やスタッフといった役職名）
・連絡先
・件名

上記の内容は少なくとも記載することを忘れずに心がけてください。

③メッセージ内容の不備
例えば文中に、店舗のホームページのリンクや、キャンペーンの案内をする際に特設サイトのリンクを記載する場合があるかもしれません。その際は必ずリンク先に間違いがないかを確認しましょう。

また、お店の連絡先を記載する際も、メールアドレスや電話番号に間違いがないか細心の注意が必要です。

合わせて、件名と内容が合っているか？も意識したい点です。

例えば件名には「無料クーポン付き」と記載したにも関わらず、文中にはその内容に沿ったものがなかった場合、その時点で来店のきっかけを失うか、もしくはトラブルに繋がりかねません。

メールの送信をきっかけにトラブルになってしまっては元も子もなくなってしまいます。メールもお店で接客することとなにも変わりはありません。正しい情報を正確にお伝えすることを忘れずに意識しましょう。

メールの文例

実際にいくつかの送信場面を想定したメール文をご紹介します。今回は、昨今の状況下で特に利用頻度が多くなりそうな3パターンをご紹介します。

あくまで例なので、顔文字等を組み合わせてお店らしさを出すことで、よりお客様に親近感を抱いてもらえるようにするのも良いかもしれません。

ケース①：営業再開のお知らせ

ケース②：デリバリー／テイクアウト実施のご案内

ケース③：キャンペーンのご案内

さいごに

メッセージを実際に送ろうとすると、今まで実施したことがない場合は戸惑うことも多いと思います。

しかし今何より大事なのはお客様にいかにお店を思い出してもらえるか、またお店に行きたい！あのお店のメニューが食べたい！と思ってもらえるかです。

メールやSMSをはじめとしたコミュニケーションは、継続することでお客様との関係性をより長く・深く保つひとつのきっかけになるはずです。

お客様の情報を蓄積していれば、メールアドレス・携帯電話番号を活用してメール・SMSを送ってみてはいかがでしょうか。また、お客様の特徴などの情報や来店回数によって配信先を絞ることで、お客様の状況に応じて適切なコミュニケーションをとることが可能になるでしょう。

トレタではそうした取組をされる飲食店様の事例もご紹介できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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