お酒好きの人にとって、自分でバーを開業することへの憧れを抱いている方は多いのではないでしょうか。
バーはアルコールを販売する飲食店であることから、経営的な観点から見ても利益率が高く魅力的な業種です。
しかし利益率が高い業種ではあるものの「飲食店経営の経験がない状態からバーを開業して、成功することは可能なのだろうか?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
未経験からバーの開業を成功させるためには、入念な準備と計画性が重要です。
本記事では、バー開業で最低限必要な資金や開業までの流れ、成功させるためのポイントを解説しています。
後半では、未経験の方がやってしまいがちな失敗とその対策も紹介していますので、バー開業前の準備を進めている方はぜひ最後までご覧ください。
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バー開業に必要な「開業資金」と「資格・届出」
「バーを開業したいと考えているが、何から始めればいいかがわからない…」
今後バーの開業を検討している方の中には、資金はどれほど必要なのか、どのような準備をすべきなのか、全く想像できていない方もいるのではないでしょうか。
バーの開業に最低限必要なものは「開業資金」と「資格・届出」です。
本章では、必ず準備が必要な項目を2つに絞って解説します。
小規模から始めたい方、早急に準備が必要な方は、ここから準備を始めてみましょう。
開業資金は最低でも500万円用意しておく
店舗の設備や内装、リッチによっても必要な資金は大きく変動しますが、一般的にバーの開業には500万円〜1,200万円程度必要です。
開業資金では、初期費用と運転資金を用意しておく必要があります。
主な初期費用には、テナント料や内装工事費、食器などの物品があります。居抜き物件を選ぶなどして店舗費用を工夫すれば初期費用を抑えることもできるでしょう。
運転資金では、家賃や水道光熱費、材料費、さらにスタッフを雇用する場合は人件費が必要です。
またバーの開業はリピーター獲得が重要になる業種のため、初めは利益を出すのに苦労する方も少なくありません。
軌道に乗るまで3〜6ヶ月分の運転資金を確保しておくと、安心して営業を継続することができるでしょう。
さらにバーの開業は他の飲食店開業と比べて、比較的高額になる傾向があります。そのため、資金調達が難しいと感じる方も多くいるかもしれません。
このような方々におすすめしたいのが、補助金・助成金や融資を受けることで資金調達をする方法です。
資金調達方法①:補助金・助成金を利用する
補助金・助成金は、主に国や地方公共団体が事業者に向けて活動費用を一部サポートする制度です。どちらも返済の義務はありません。
現在では、新型コロナウイルスの影響も相まり、飲食店の9割以上の店舗が何らかの給付金・助成金・補助金を利用しているようです。
地域活性化を目的として、企業や開業をサポートする補助金・助成金はいくつか用意されています。その中でも特に利用されているのが創業助成金です。
創業助成金は各自治体によって、内容や詳細が異なるので、開業しようと検討している土地の各自治体に問い合わせて確認するようにしましょう。
各都道府県の創業者向けの補助金・給付金は、中小企業基盤整備機構が運営する創業者向け補助金・給付金(都道府県別)からも確認できます。
補助金・助成金は使用の幅が広く、活用しやすい制度ではあるものの、手続きに時間がかかることも多いため、早めに確認や申請を進めるようにしましょう。
飲食店が使えるその他給付金について、詳しくは関連記事「飲食店が使える給付金 2023年版|補助金や助成金との違いや事例も紹介」で解説しているのでご参考ください。
資金調達方法②:金融機関へ融資申請をする
金融機関からの融資は、バー開業に必要な資金を調達するための一つの重要な手段です。銀行、信用組合、ベンチャーキャピタルなどから、事業規模に合った金融機関を選ぶようにしましょう。
融資申請の成功には、正確な情報提供や計画の具体性が大切です。具体的な事業計画書を作成できるようにするためには、資金の使途や返済計画を明確にしておく必要があります。
バー開業で必要な資格・届出は6つ
ここまでではバー開業に必要な、開業資金とその調達方法について解説しました。先ほどもお伝えしましたが、バー開業時に必須なもうひとつの準備は、資格の取得と届出を提出することです。
万が一資格の取得ができていない時や必要届出が漏れている場合は、法的な問題や信頼性の低下、事業の運営に支障をきたす可能性があります。
バーを運営する際は、地域の法律や規制に準拠することが不可欠です。注意を怠らないようにしましょう。
ここからはバー開業時に必要な、資格や届出を6つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
- 食品衛生責任者
- 防災管理者
- 飲食店営業許可
- 深夜酒類提供飲食店営業営業開始届
- 防火管理者選任届出
- 特定遊興飲食店営業許可申請
食品衛生責任者
食品衛生責任者は、飲食物の衛生管理を担当するための資格です。食品衛生法により、飲食店が営業する際には、少なくとも1人の食品衛生責任者の配置が法的に義務付けられています。バーでは、オーナー自身が資格を取得するのが一般的です。
資格取得のためには、都道府県知事が主催する講習会に参加し、修了証を取得する必要があります。東京都の場合は、1日の講習で受講証を取得できますが、他の地域では異なる場合があります。資格取得を検討する際は、地域の要件や手続きをよく理解し、適切に準備するようにしましょう。
防火管理者
防火管理者は万が一、火災が発生してしまった場合に、安全確保や被害を正しく対処するための資格です。収容人数が30人以上の飲食店では、店舗内で一人以上の防火管理者の設置が必須になります。防火管理者も食品衛生責任者同様、経営者やオーナーがこの役割を担うことが多いです。
防火管理者の資格取得には、地域ごとに条件や講習内容が異なることがありますが、基本的には都道府県知事などが主催する講習会に参加し、修了証を取得する必要があります。東京都では1日の講習で取得が可能です。
飲食店営業許可証
飲食店営業許可証はバーだけでなく、カフェやレストランなど飲食店を運営する際に必要な許可証です。この許可証は保健所に申請し、立ち会い検査を経て交付されます。
飲食店営業許可の取得には、食品衛生責任者の指定と設備・構造の要件を満たすことが必要です。申請から許可交付まで数週間を要するため、スケジュールに余裕を持たせて申請するようにしましょう。
深夜酒類提供飲食店営業営業開始届
深夜酒類提供飲食店営業開始届は、午前0時以降にアルコール提供する場合に必要な書類で、所管の警察署に提出が必要です。警察署のサイトから所定の書式を入手し提出します。
ただし特定の地域や住宅街などでは認可されない場合もあるため、地域の規制に従うようにしましょう。営業開始10日前までに提出が必要です。
防火管理者選任届出
防火管理者選任届出は、店舗の防火管理者を明確にするための手続きです。防火管理者は防火講習修了者か防火・防災に知識がある人で、選任後は資格取得だけでなく届出も必要です。
収容人数30人以上のバーを開業する際は必須です。各都道府県消防庁のサイトから届出書をダウンロードし、所定の消防署へ提出します。
特定遊興飲食店営業許可申請
特定遊興飲食店営業許可は、酒類を提供しており遊興要素を持つ店舗に必要な許可です。許可を得ることで特定の業態での営業が可能になります。
許可取得には、店舗周辺の病院や図書館からの一定距離の確保などの条件があります。所轄の警察署へ許可申請書を提出することで、取得可能です。
本項ではバー開業時に必要な資格・届出を6つ紹介しましたが、これらは地域によっても異なる場合があります。必ず開業する土地の法律や規制を確認し、必要な手続きを遵守するようにしましょう。
バー開業までの手順6STEP
前項ではバー開業において最低限必要な準備について解説しました。しかし開業後の成功率を高めるためには、計画的に準備を進めることが大切です。
上記画像は飲食店を開業する際の一般的な流れですが、バーの開業時には以下の6ステップを踏むのがおすすめです。
- 事業計画を作成する
- コンセプトに合う物件を探す
- 資金調達を行う
- 各種申請をする
- 仕入れ先の確保・メニューを決定する
- スタッフを募集する
バーをオープンするまでの準備期間は、一般的に半年〜1年程と言われています。なるべく早めに開業準備を進めておくようにしましょう。
各手順について、具体的な方法を説明していきます。
STEP1.事業計画を作成する
数あるバーの中で成功するためには「どのようなお客様に来てほしいのか?」「お客様が求めることは何か?」を明確にしておくことが大切です。お客様のニーズを理解するため、コンセプトの検討と市場調査を行います。
コンセプトの検討と市場調査は事業の根幹に関わることなので、事業計画書を作成する前に行いましょう。以下の3ステップで考えていきます。
- お店の状態を知る
- お客様を知る
- 分析結果をもとに戦略を練る
各手順で考慮すべきポイントなどについて、詳しくは関連記事「繁盛する飲食店マーケティング大全|検討すべき5つの手法と成功事例」で解説しているのでご参考ください。
綿密な計画に基づいて作成した事業計画書は、開業後もお店の目標や方向性を指し示してくれる重要なアイテムになります。
さらにコンセプトが綿密に考えられており、その上でターゲットやエリア、売上収支などもしっかりと想定しておけば、投資家や銀行なども安心して資金を融資しやすくなります。
STEP2.コンセプトに合う物件を探す
バーはお酒を飲む人が来る場所であることから、公共交通機関の近くやタクシー移動がしやすい場所がおすすめです。
また前項でバーの成功にはコンセプトと市場調査が重要だとお伝えしましたが、これらが最も影響する点が店舗の立地です。
会社帰りのサラリーマンをターゲットとする場合はオフィス街、高所得者層をターゲットとする場合は高級住宅街周辺など、さまざまな面から考えて出店場所を決めましょう。
お客様の中には、お店のコンセプトに共感してリピーターになる方が数多くいます。どのようなお店かと問われたときに、お客様がはっきり言えるような、明確なコンセプトを打ち出すことが重要です。そのためにも必ず、コンセプトに合う物件を探すようにしましょう。
STEP3.資金調達をする
自己資金に加えて融資が必要となる場合には、融資や各種助成金の申請を行います。具体的な方法や予算目安については「開業資金は最低でも500万円用意しておく」の項で解説しています。
またバー開業前には、お金の動きの予測をある程度立てておく必要があります。以下のポイントを確認しておきましょう。
- 開業時の自己資金と借入額の割合は妥当なのか
- 初期投資の回収期間に関する計画を立てているか
- 運転資金は確保できているか
申請を行う際でも、開業資金の20〜30%は自己資金で用意するのが一般的です。お金の知識や動きを理解した上で、申請に踏み切るようにしましょう。
STEP4.各種申請を行う
各資格や届出についての詳細は、「バー開業で必要な資格・届出は6つ」でお伝えしましたが、改めてお伝えしておくと必要な申請は以下の6つです。
許可・届出名称 | 管轄 | 期限 |
食品衛生責任者 | 地方公共団体による | 営業許可申請前まで |
防火管理者 | 消防署 | 営業開始前日 |
飲食店営業許可 | 保健所 | 店舗完成の約10日前 |
深夜酒類提供飲食店営業営業開始届 | 警察署 | 営業開始10日前 |
防火管理者選任届出 | 消防署 | ー |
特定遊興飲食店営業許可申請 | 警察署 | 営業開始の約2ヶ月前 |
資格や届出を怠ることで、法的な問題や運営上の困難が生じる可能性があるため、開業前には入念に確認するようにしましょう。
STEP5.仕入れ先の確保・メニューを決定する
酒類や食材、消耗品など、営業に必要な備品の仕入れ先を確保します。
品質の高いお酒と独自メニューの開発は、他のバーとの差別化を図るための重要なポイントです。
高品質なお酒を提供するためには、信頼できる仕入先を見つけるようにしましょう。一般的な仕入れ先は業務用酒販店です。近年ではインターネットで注文できる酒販店も多く存在します。
提供するお酒にこだわりたい方は、酒販会社が主催する試飲会に参加して複数社の価格と品質を比較検討するのがおすすめです。
STEP6.スタッフを募集する
バーでは、雰囲気や接客コミュニケーションが重視されます。そのため、スタッフの人柄や接客スキルは非常に重要です。
お酒の知識や質の高い接客スキルを持ち合わせた人材を採用するのが理想と言えるでしょう。
また良い接客は、バー経営において重要であるリピーター客を増やします。つまり接客スキルの高いスタッフを採用することで、お店のブランド価値が向上し、顧客満足度が向上します。
そのため、バーを成功させるためには、適切なスタッフの選定と彼らの接客スキル向上に力を入れることが重要です。
バー開業後に売上を伸ばす成功のポイント
ここまではバー開業のための準備や流れについてお伝えしてきましたが、開業したからにはやはり利益をあげることができるバーを経営したいと考える方も多いでしょう。
そこで本項では、バー開業を成功するために開業前にやっておくべきポイントを解説します。具体的には以下の3つです。
- コンセプトを確立させる
- 売り上げの仕組みを理解しておく
- リピーター、常連客を増やす取り組みをする
ひとつずつ考え方やこれらが重要な理由について、詳しく解説していきます。
コンセプトを確立させる
バーを開業する上で、コンセプトを明確にすることは極めて重要です。
コンセプトは、お店が持つ独自性を築く基盤となります。コンセプトを確立することで、店舗の強みとなり、他店との差別化につながるでしょう。
以下はコンセプトに応じて決めるものの一例です。
- ドリンクメニュー
- 内装・デザイン
- 音楽など店内の雰囲気
- 接客サービス
- 料理メニュー(フードペアリングなど)
コンセプトが明確でないと、お客様もどのようなシチュエーションで使うべきのお店なのかがわからず、利用頻度が上がらないため顧客獲得が難しくなってしまいます。
そのため、コンセプトはバー開業の初期からしっかりと決めておくようにしましょう。
売り上げの仕組みを理解しておく
バーにおける経費の多くは人件費と食材費です。
一般的な飲食店では、売上高に対して下記の割合が適正とされています。
人件費30%+食材費30%=60%
この人件費と食材費を合わせたものを「FLコスト」と呼びます。
下記の図は飲食店の経費と利益の割合を示したものです。
一般的な飲食店では、FLコストを60%以下に抑えるのが目安です。しかしバーはお酒を扱う飲食店であり、原価率が安く、人件費は高くなる傾向にあります。
FLコストを下げることができれば、客数が増えるほど利益が増していきます。実際にFLコストを下げるためには、「人件費」と「食材費」を分けて考えることが大切です。
人件費を下げるには「デジタル化を取り入れオペレーションを効率化する」や「スタッフのスキルアップで業務の効率化を図る」などが有効な手段として挙げられます。
食材費を下げるためには、「コストと品質のバランスがいい酒販店を見つける」「料理メニューで安価に買える季節の食材を使う」などが有効です。
FLコストの下げる方法について具体的に知りたい方は「飲食店の人件費率は食材費と合わせて考える|利益を確保する方法とは」を併せてご覧ください。
リピーター、常連客を増やす取り組みをする
ビジネスで多用される「パレートの法則(80:20の法則)」を飲食店に当てはめると、上記表のように「売上の80%は上位20%のリピーターがもたらす」と解釈できます。
つまりリピーターの獲得に注力し、売上を伸ばす仕組みを構築したほうが効率がいいという考え方です。
また弊社がおこなったコロナ禍における来店回数についての調査によると、3回以上の来店履歴のあるリピーターが飲食店の経営を支えていたというデータもあります。
※来店回数別のグラフ|トレタ調べ
またバーは他の飲食店に比べて、リピート率が高い業種であるため、さらにリピーターへの対策は重要だと言えるでしょう。
リピーター獲得のアイデア一例は以下の通りです。
- 特別感が感じられる商品やサービスを提供する
- ファンを作る接客力を身につける
- 季節メニューなど定期的に新商品を展開する
- スタンプ・ポイントカードを作る
- 顧客台帳で顧客データを溜めておく
その他リピーターの具体的な獲得方法や失客対策については「飲食店のリピーター獲得6選|プロが教える繁盛店を作るコツとは」を併せてご覧ください。
未経験者のバー開業でありがちな失敗と対策
ここまでではバー開業で成功するためのポイントをご紹介しましたが、失敗しないための対策をしておくことも重要です。
飲食店経営が未経験の方がバーを開業した際にありがちな失敗は、想定していた以上の業務の量や人手不足で疲労困憊してしまい、継続できなくなってしまうことです。
実際に厚生労働省が発表した「飲食店営業(一般食堂)の実態と経営改善の方策」によると、廃業に追い込まれた原因について、32.7%の飲食店が「人手不足・求人難」と回答しています。
そのため開業前から少しずつ対策しておくことが必要だと言えるでしょう。開業初期段階では、最もコストのかかる人件費を増やすことは困難であるため、スタッフが少なくても回るオペレーション作りが大切です。
具体的には以下のような対策をとることが有効だと言えます。
- 予約を自動化して、電話対応の時間を減らす
- セルフオーダーシステムでオーダーテイクやお会計の業務を減らす
実例をご紹介すると、都内8店舗で展開する「YONA YONA BEER WORKS」は、セルフオーダーシステムで遊び心ある注文体験で顧客満足度を高めるとともに、注文数&客単価アップに成功しました。
YONA YONA BEER WORKSが導入した施策は、効率化と顧客満足度の向上を同時に実現するモバイルオーダー「トレタO/X」です。
「トレタO/X」を導入することで、バーの世界観、おすすめのアルコールやカップリングの紹介など、よりお客様にお店のこだわりを伝えることができるようになりました。
オーダーテイクやお会計の業務を削減しながら、同時にオーダーそのものを楽しめるような体験を提供することができるオーダーシステムとして採用いただいています。
「YONA YONA BEER WORKS」の導入した経緯や実現できた要因について、詳しくは「遊び心あふれる注文体験で高まる満足度!注文数&客単価アップも実現」でご覧ください。
まとめ|バー開業には顧客とのコミュニケーションが大切
今回はバー開業に必要なことや手順、成功のポイントなどについて解説しました。最後に結論となるポイントをまとめます。
バー開業に必要な「開業資金」と「資格・届出」
- 開業資金は最低でも500万円用意しておく
- 資金調達方法は補助金・助成金や金融機関へ融資申請がある
- バー開業で必要な資格・届出は6つ
バー開業までの手順6STEP
- 事業計画を作成する
- コンセプトに合う物件を探す
- 資金調達を行う
- 各種申請をする
- 仕入れ先の確保・メニューを決定する
- スタッフを募集する
バー開業後に売上を伸ばす成功のポイント
- コンセプトを確立させて、他店との差別化を図る
- 売り上げの仕組みを理解しておく
- リピーター、常連客を増やす取り組みをする
未経験者のバー開業でありがちな失敗と対策
- 人手不足による疲弊に陥りやすいため、スタッフが少なくても回るオペレーション作りをすることが大切
- セルフオーダーシステムは効率化だけでなく、顧客満足度の向上が期待できる
バー開業はお客様とのコミュニケーションが重要であり、コンセプト設計が難しい業態ではありますが、綿密な計画と適切な準備をすれば売り上げを伸ばすことも十分期待できる事業です。
本記事で解説した手順やポイントを参考に開業を進めることで、開業後も存続できる可能性が高まることでしょう。
独自の世界観が詰まったコンセプトと顧客満足の高いサービスの両立した、バーを開業できることを願っております。